« 2012年1月 | トップページ | 2012年3月 »

2012年2月

2012年2月 8日 (水)

巡り合わせの面白さ - Joanna Newsom -

出会ったのは、TuneIn RadioのNPR All Songs Consideredより。
流れていた曲が気に入ったので、そのアルバムを購入することになった。
その曲はDoes Not Sufficeと言う曲であった。
その曲があるアルバム、Have One On Meが届く。
翻訳ありのものを購入したが、ライナーノーツはなかった。
とりあえず何も情報がないところから聴くことにする。

アルバムタイトルと同曲であるHave One On Me。
凄まじいインパクトであった。
例えるなら、KateBushの嵐が丘を初めて聞いたあの衝撃が蘇った。
久々に歌詞カードを見ながら曲を聴くという、何年もやっていないことをした。
だが、詞は抽象的すぎるし、スラング多用、かつ、この人のバックボーンが分からないと
意味が分からないという結論に達した。
また、Have One On Meは3枚組なのだが、Ⅰ、Ⅱ、Ⅲの記載のみで、
サブタイトルはなし。

・・・意味分からん。

また、正直だれてくる感がある。
もう少し曲を厳選して、1枚のアルバムにしてもいいのでは?とも思った。
だが、Have One On Meは凄い。この1曲で3k出してもいいぐらいの出来だと思う。

そして、Joanna Newsomに興味を持つことになった。
ハーブ引きながら歌う人らしい。当然のことながら作詞作曲もしている。

自主制作もあるみたいだが、基本的に正式に公表されていないものには
まだ興味が出ないので、以下のアルバムを購入することにした。

・The Milk-Eyed Mender
・Ys

まず、The Milk-Eyed Menderから聞いた。
メロディーとか詞とかいう以前に、声が駄目だった。
また、アレンジも貧弱でとても聞けた代物じゃない。
ハーブで歌うシンガソングライターを前面に出した結果の失敗作だと思う。
「単なるハーブ片手に歌う歌手だなあ。」
率直な感想であった。

ここで一つ。
私がThe Milk-Eyed Menderから入ったら100%次のアルバムは聴きません。
それぐらい個人的に合わない声だし、才能も感じなかった。

ここで、巡り合わせの面白さがある。
Have One On Meから入っているから、次のアルバムも買っているのですね。
そういったわけで、Ysを聴くことにする。

第一印象。化けた。要因を探すことにする。
・まず、声が柔らかくなった。これなら聞ける。いや、好きな声。
・セルフプロデュースになった。
・アレンジが・・・あんたか。Steve Albini。

このアルバムが骨子となって、Have One On Meとつながる訳か。
Ysではハーブの使い方(技術は知らないけど)が上手くなった。
ハーブという楽器はリズムも刻めれば、メロディも引けるのか。面白い。
ライナーノーツが全く役に立たないので想像だが、
ハーブにかぶせた音はSteve Albiniの手腕だと思う。非常にデキがいい。
相変わらずオルタナティヴ・ロック作らせたら天下一品だ。
Ysというファンタジーを題材に、独特の思想と鳴っている音がマッチして、
非常にデキがいい。個人的にはこのアルバムがキャリアの中での最高傑作だと思う。
ただ、・・・まだ、高音の声が嫌な時があるな。

そして、Have One On Me。
・高音の声が自然になった。
・Steve Albiniは用済みみたいだw。
・個人的にはYsの延長だが、化け物みたいな曲が2曲ある。
・あとは前記通り。

どうでしょう?面白いでしょう。巡り合わせって。
The Milk-Eyed Menderから入ったら、絶対この先聞かなかった。
(俺の感覚がおかしい?そうかもしれないねw)
Have One On Meから入ったからYsが聞けた。
皆さんも1度聴いて、続けなかったアーティストがあるでしょう?
聴いてみてはどうでしょう?成長しているかもよ。


■余談

Joanna Newsomを誰に例えるのか。
・KateBush
 KateBushは嵐が丘という最高傑作をだした。
 が、結局この曲が彼女を苦しめることになり、現在に至る。
 結局、嵐が丘以上を求めるからね。
 声は似ているので良く比較されているけど、早熟の天才と晩成の天才の違いがある。

・Bjork
 Sugarcubesから解放され、自分のやりたかったことをやった人。
 立ち位置からして全然違うと思うのだが、何故比較されているのかよくわからない。

Joanna Newsomは誰かに例えようがない。唯一無二の存在!
これが私の結論。聴け!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2012年1月 | トップページ | 2012年3月 »