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2012年1月22日 (日)

Tom Waits GLiTTER AND DOOMを聞いて

1990年代中グランジが最盛期の頃、この人と出会った。
情報元のソースがラジオなので、あまりつっこまないで欲しいが、
その当時のHollywoodのはやりの音楽、つまりおしゃれな音楽として、
Tom WaitsのBone Machineが上がっていた。
余談だがこのアルバムは、グラミー賞で最優秀オルタナティヴ・レコード賞をとった。

このアルバムからこの人とのつきあいが始まる。

聴音は「なんじゃこりゃ。」だった。
そこらであった鍋やフライパンで打楽器として録音し歌う。
その声は悪魔のような一面を見せたかと思えば、天使も出現し、心の底からホッとする。
「難解」この一言だった。「本当におしゃれなの?これ」
ただ、世論では彼は一流のエンターティナーという評価であった。

彼は偶像の象徴であった。
それになろうと近づいたものもいたが、結局はなれなかった。
#名前は出しません。
晩年になり色々分かったが、彼は偶像化されることを嫌っていた。
Tom Waitsのバラードなんかは誰もがカバーしたいと思うぐらいメロディがいい。
だが、彼はカバーされることを嫌がっていた。
#Holly Coleは別みたいだけど。

そして、酔いどれ詩人は孤島の存在となる。

1978年以降来日していない。
別段日本は嫌いではないと思われる。「Big in JAPAN」という曲も作ってくれたし。
ライヴが無茶苦茶みたい人の一人である。

そんな中タワレコでこのアルバムを見つけた。
即買った。2008年に発売されていたらしい。全然知らなかった。
Tom Waits59歳のライヴである。観客は2000人強。立ち見多数。
いや普通に1万ぐらい入りそうなものだが、どっちでやりたいかと言えば、
金がかかってなければ前者ですねえ。

答えはこのライヴアルバムの雰囲気の良さで分かる。

Lucinda / Ain't Goin' Down To The Wellで叫びから入った出だしは最高。
これだけで個人的にはお腹いっぱいである。
よりいっそうダミ声に磨きがかかり、(タバコ何本吸ったらこんな声になるんだ?)
せっかくのFalling Downが別もんになっていた。
ただし、それはこのライヴでやった曲全体的に言える。

この人はあまりリフとかメロディを気にしない人みたいなので、
その日のフィーリングで即興するんだろうなと思った。

またその即興がいい。最高である。
ただ、難解であることは間違いないよ(笑)
後50回は聞かないと駄目だな。

ただ、そんな難解であってもライブアルバムの最後の曲である、Lucky Dayで何か救われた。
このアルバムでも天使が現れたよ。


P.S.このブログを見て頂いている方へ
    (1)Tom Waitsは詩人です。詞が重要ななので、英語が分からない方は
       対訳があるのをおすすめします。
       俺も分からないけど何か?
    (2)前記したHolly ColeがTom Waitsのカバーを出してます。
       Temptationというアルバムがそうです。楽曲の良さがよく分かるアルバムだと
       思いますので、そちらから入るのもおすすめします。

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コメント

hi!!!

投稿: scobe | 2012年2月 5日 (日) 14時23分

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